Russian Pink

〜薔薇とピンクと陽だまりと〜

シャム子の行方 ④

母が亡くなった後も、わたしはずっとシャム子にごはんをあげていました。

雪の日には、チビの使っていたかまくら型のキャットハウスをシャム子に譲り、サンルーム下の発砲スチロールの箱に入れ寒くないようにしてあげました。

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シャム子はとても気に入ってくれていたようでした。

この年は、東京でも信じられない程の雪が何度か降り、母が亡くなる前にも降っていて、その時に軽い風邪をひいたようで、二度目は注意して暖かく過ごせるようにしていました。

そして、ちょうどこの頃、少し離れた空の下では、捨てられて野良猫にされたピンクが、とても寒い思いをしていたと思うのです。

ピンクと出会ったのは、この年の10月でしたが、痩せこけ、鼻は鼻水が乾いて塞がれ、右目が腫れて、酷い口内炎で前歯が抜け落ちていました。この野良猫にとって過酷だった冬に、ピンクもとてもつらい日々を送っていたと思います。

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うちにきたばかりの時のピンクです。
「飼って下さい」「のらねこ ヒニン済み」と書かれたタグが首輪についています。


そうして春がやってきて。。。触れないけど甘えた声で鳴いたりするようになってきました。
ようやく慣れてくれて明るくなってきたと、嬉しく思っていました。

そんなある日のことでした。
シャム子がサンルーム下にオス猫を連れ込んで一緒に入ってるじゃありませんか!

「Σ(゚∀゚ノ)ノキャー 男を連れ込んでるわー!!」

大きなカッコイイ黒猫で、よく見ると右耳がカットされていました。

え〜耳カットされててもそうなんだ〜(*_*;
ちょっとびっくり。。。

そんなシャム子を見守りながら過ごしていたある日のこと、たまたまうちに来た工場の人が、シャム子を見て

「あれ? これ親の方だよ」

と言うではないですか!!!!!
なんと再び入れ替わっていたのです\(◎o◎)/!

「え?!でも耳カットされてるけど。。。」

「ちょっと前にボランティアが来て、今ほとんど耳カットされてるよ」

「Σ(゚Д゚;エーッ!」

どうりで。。。男好きな訳だ(=_=)

さすがにシャム親子をずっと見ていた人は、すぐに違うとわかったのでしょうね。
どうやら性格が明るくなったと思った頃には、既に入れ替わっていたことに、この時はじめて気づきました。
1ヶ月以上はゆうに過ぎていたと思います。

シャム子をいじめていた母シャムに再び乗っ取られていたのです(~_~メ)

シャム子の母親は、とてもしっかりした性格で男好きでした。
しょっちゅう妊娠していて、近所の野良猫はほとんどその子供達だったそうです。
猫にもこーゆータイプっているのね(´Д`|||) ドヨーン
追い出した後も、シャム子が戻って来れないように、毎日うちの庭をパトロールするようになり、わたしもほとほと困ってしまいました。

まさか母シャムも耳カット猫になっていたとは!
知らなかったとはいえ、入れ替わっていたことに全く気づかず「明るくなった」と喜んでいたなんて。。。
可哀想なことをしてしまいました(´Д⊂グスン

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シャム子、どこに行ってしまったの?

ごめんねシャム子。。。(= ; ・ ; =)

つづく
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