Russian Pink

〜薔薇とピンクと陽だまりと〜

シャム子の行方 ①

4年前。。。母が亡くなる前の年の夏のことでした。
庭の片隅の日陰で休んでいる野良猫の親子がいました。

親猫はシャム猫で、黒に近い濃いグレイの子猫を連れていて、その様子がとても微笑ましくて、わたし達は遠目に見守っていました。

ある時、親のシャム猫の顔をまじまじと見たら。。。

とても綺麗な深いブルーの瞳をウルウルさせて、今にも泣き出しそうな表情をしていて、その様子がいかにも

「いぢめる?。。。いぢめる?。。(= ; ・ ; =)」

って言っているようで、母もわたしもすっかり惹きつけられてしまいました。

「なんて儚げな猫ちゃんなの。。(*´Д`)」

と、すっかりそのブルーの悲しげな瞳の虜になってしまいました。

近所の工場で餌をもらっていて、その母猫がやはりシャム猫でした。
餌をあげていた人に聞くと、兄弟でシャムの容姿は、1匹だったようで、何故か母猫に嫌われいじめられるようになり、そうすると他の兄弟達からもいじめられるようになってしまい、いつもビクビクしていたそうです。

そのせいでしょうか、異常な位臆病で誰にもなつかず、ごはんをくれる人には慣れてくれても、触ることすら出来ませんでした。

そのせいで、連れていた子猫は乳離れが終わる頃、人からごはんをもらうことができず死んでしまったそうです(;_;)

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工場の人が撮った写真です。(まだ子猫の頃です)

いつもこんな風に泣きそうな顔で見つめていました。
虜になってしまうでしょう〜(^.^;

可愛い顔に切ない身の上のオーラ全開で、母はすっかりメロメロになってしまいました。
家には、やはり野良猫の子だった、白黒のタキシードキャットのチビがいたにもかかわらず、母はサンルームの下にそのシャム猫の寝床を作り、玄関でごはんをあげて飼いはじめてしまったのでした(^_^;)

わたしはあきれながらも、やはり可愛くて仕方がなくて「シャム子」と呼ぶようになりました。

つづく
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