Russian Pink

〜薔薇とピンクと陽だまりと〜

カテゴリー "出会い(捨て猫でした)" の記事

そろそろピンクのことを。。。

ピンクは、益々元気になってます♪

わたしが外で、バラ様達に振り回されていると、いつもこうして見ています。
ちょっとご機嫌ななめになっちゃうの!

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「まだお庭にいるの?」
(※白黒画像じゃなくってよ〜♪)

一時は、全然食べてくれなくなって、どうしようかと泣きたい気持ちだったけれど、本当に、幸せな日々が戻ってきて良かった。

とても小さくて、可愛くて、優しくて、きれいなロシアンブルーなのに、実は、ピンクは捨て猫だったのです。
長い間、野良生活を送り、あのまま会えなかったら、きっとあと数日で死んでしまっていたことでしょう。

やっとうちで穏やかに暮らせるようになったのだから、まだまだ、これからもうんとこの生活を満喫して欲しいと願っています。

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ピンクはもう、捨てられたことも、野良猫だったことも、忘れているかしら?

次のインターフェロンまで間があるから、そろそろこのブログで、ピンクとの出会いについて書いていこうかなと思います。

まだ「グレちゃん」と呼ばれて、首輪に「飼ってください」って書かれたタグをぶら下げていた、ボロボロの野良猫だった頃のことをね。


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グレイの猫ちゃん

ピンクとはじめて出会ったのは、2年前の初秋、10月9日でした。
そろそろ夜が冷え込んで肌寒さを覚える頃でした。

わたしは、母と妹、そして12年飼っていた愛猫と暮らしていましたが、その年の1月に母が心不全で突然この世を去ってしまいました。
そして、そのショックと悲しみが、やっと癒えて来た頃、夏の暑い盛りの8月に、今度は、愛猫のチビが突然亡くなってしまいました。

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元野良猫の子で、お外が好きで、目を盗んで脱走した夜に、野良猫嫌いの近所の人が仕込んだ、毒餌を食べて帰ってきて、翌日に有機リン系の激しい中毒症状を起こし、手当てのかいなく、その晩に息を引き取ったのです。

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チビちゃん、苦しかったよね。。。

短い間に、2人(1人と1匹ですが)の家族を突然失い、妹と2人きりになってしまったのです。

母の希望で、3年前に家を建て替え、チビのためには、客間以外の全てのドアにペットドアをつけていました。
母とチビのための家みたいなものでしたから、一体、なんのために家を建て直したのか。。。そう思うと気が変になりそうでした。

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余命宣告のない突然死のショックと悲しみに、二度も襲われ、わたしと妹は、深く悲しみ、傷ついていました。


ピンクと出会ったのは、ようやく少し気持ちも落ち着いてきて、「縁のある子、心惹かれる子に出会うことがあったら、また猫を飼いたいな。。。」そんな気持ちが芽生えはじめた頃でした。

その日、土曜日で妹とふたりで近所の商店街でランチを食べた後、妹が「ここ、○○さんの家があったはず」と、ある私道を入って行きました。
すると、手前の家の裏から、一匹のグレイの小さな猫が出てきました。

「あら、かわいい〜♪」と声をかけると、人に慣れているらしく、立ち止まって、触らせてくれました。
ぼろぼろになっていたけれど、可愛いハートのビスがついた首輪をしていたので、どこかの飼い猫だろうと思ったのですが、何故か痩せこけて、鼻は緑の鼻水が乾いて塞がって苦しそうで、不思議に思いました。
妹が「なんて名前かな?」と、首輪についていたタグに手をかけ見てみたところ

「[かってくさだい]って書いてある」

と言うではありませんか。
あぁ、どうりで。。。おかしいと思った理由がわかりました。
捨てられて、野良生活だから、こんなに痩せて鼻水が張り付いているのね。そう思いました。

そのグレイの猫ちゃんは、フラフラと向かいのお家の裏に入って行きました。
縁側に大きなキャットフードの袋が見えたので、ここでごはんをもらっているのだろうと思いました。
少し可哀想に思いながら、わたし達は、その後ろ姿を見送りました。

その日の夜は、結構冷え込んで、寒くなってきたことを実感しました。
窓を開けると、昼間の暖かさが嘘のようでした。

「あのグレイの猫ちゃんは、どこで寝てるのかなぁ。。。」

「今時、どこの野良猫も丸々太って、鼻水垂らした子なんて見ないのに可哀想に。。。」

「寒くないかしら。。。」

わたしの頭の中は、昼間会ったグレイのあの子のことで一杯になっていました。


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「グレちゃん」捕獲作戦

数日たっても、わたしは、あのグレイの猫ちゃんのことが忘れられませんでした。
そんなわたしを見て、妹が「飼う?」と聞きました。
「あの様子だから、きっとしばらく病院通いになると思うけど、いい?」そんな会話を何度かしていました。

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この首輪の[かってください]と書かれた言葉に、気持ちを鷲掴みにされてしまった感じでした。
チビと同じくらい小さくて、顔はあまり可愛いくなかったけど、飼っていればそのうち可愛くなるかなぁなんて思っていました。
(※薄汚れていた上に、鼻がふさがって目も腫れていたせいで、あまり可愛いく見えなかったのです)

もしかしたら、病気かも知れないし、すぐに死んでしまうかも知れない。。。そう思うこともありましたが、あの子をケアすることで、わたし達も癒やされるような気がしたのです。
きっと、お互いに救われるのではないかと思ったのです。

あのお家でごはんをもらっているだろうから、訪ねてきいてみようか?
ということになり、二度ほど訪ねたのですが、あいにくお留守でした。

三度目に訪ねて、やっとお家の方に会うことができました。
とても優しい年配のご夫婦で、猫を1匹飼っていらっしゃいました。

「あのぅ。。この間、この辺でグレイの猫ちゃんを見かけたんですけど、ご存知でしょうか?」と聞くと、
「あぁ、毎日ごはん食べに来てますよ」とおっしゃいました。
やっぱりここでごはんをもらっていたのねと思いました。

「実は、うちで引き取りたいんですけど。。。」と言うと、おふたりともとても喜んで、
「まぁ、良かった、これから寒くなるから心配してたのよ」と言われました。

しばらくお話をするうちに、次にごはんを食べに来た時に、捕獲して連絡を下さることになりました。

「2、3日のうちにすぐにつかまりますよ」

と言われ、連絡がきたら、キャリーケースを持って、引取りにいくことに決まりました。

「うちではグレちゃんと呼んでいるのよ」
「避妊はしてありますから」
「とにかく人が大好きで、うちの子(猫)とも仲良しなのよ」

というお話も聞き、わたしと妹は、捕獲をお願いして帰りました。

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きっと元の飼い主さんが書いたのでしょうね

「もうすぐあの子に会える」そう思うと、久しぶりに少し明るい気持ちになりました。

次の日から、
「今日、連絡がくるかも♪」とそわそわしながら待っていました。

けれど、そうやって3日待っても連絡はありませんでした。


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ガリガリの身体 熱 ひどい口内炎 抜け落ちた前歯 腫れた右目 鼻水 寄生虫

「グレちゃん、捕まりました」

やっと、そう電話があったのは、4日後のことでした。
3日間ごはんを食べに来なかっそうです。

わたし達は、キャリーケースにグレちゃんを入れて、まず向かったのは、動物病院でした。
健康状態のチェックをしていただくためでした。

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うちに来たばかりの頃、首輪にタグがついてます


病院の診察台の上で、まず体重を計ると、2.7キロでした。
ガリガリで背中の骨どころか、お尻の骨の形までわかる程でした。
熱を計ると熱がありました。
そして、先生が口を開けると、歯茎が真っ赤に腫れ上がっていて、前歯は、上が半分、下は全部抜け落ちていました。

年齢は、残っていた歯の状態から、推定4歳くらいだと言われました。
歯がなくなる年齢ではなく、猫風邪から、ひどい口内炎になり抜けたものでした。

歯が抜け落ちる程、歯茎が腫れていたのです。
人間だったら、前歯がほとんど抜け落ちる程腫れるなんて、どんなにつらいでしょうか。

3日間、姿をみせなかったのは、具合が悪くて動けなかったのでしょう。
ごはんも最近はあまり食べていなかったそうで、口内炎の影響もあったのでしょう。
捕獲するのがあと何日か遅かったら、もう二度と会えなかったかも知れません。

口内炎の為の、抗生物質とステロイドの注射をしていただき、ごはんを沢山食べさせるように言われました。
注射の効果は、約2週間とのことで、また2週間後に連れて来るように言われました。

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家に戻ると、汚れているので、しばらくガーデンルームで様子を見ることにしました。
椅子の上に、保温のための発砲スチロールを置いて、その上にキャットハウスを置き、アンカを入れてあげました。

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ガーデンルームは、アルミとガラス製で、夜は外より冷えます。
ガーデンルームをできるだけ冷やさないように、夜も窓を閉めず、網戸にしておきました。
そうすると、リビングが冷えてしまうのですが、わたしたちはなるべく暖かい格好をして、寒いリビングでご飯を食べたりして過ごしました。

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次の日に、寝床にゴマのようなものが落ちていたので、ネットで調べると、寄生虫だということがわかり、病院に電話をして、薬を取りに行きました。
目が腫れていたので、抗生物質の目薬をさすと、膿のようなものが出て、出なくなるのに数日かかりました。
寝ていても、苦しそうな鼻水の音がずっとしていました。


二週間後に、また病院で注射をして頂きました。
寄生虫もいなくなり、ノミも落ちたので、そろそろシャンプーをしてもいいか聞いたところ、まだしない方がいいと言われたので、泡の拭き取るタイプのシャンプーを買って、きれいにしてあげました。

やっときれいにして、部屋に入れてあげられました。
わたし達も寒いリビングから開放されました。


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命名「ピンク」 犬みたいなロシアンブルー

ごはんをもらっていたご夫婦の話では、グレちゃんが毎日来るようになったのは、約1年半前からだったそうです。
誰かにかけられたのか、油まみれだったそうです。

母が亡くなった冬は、東京でも大雪が降ったりして、その頃は一体どこで寝ていたのか。。。猫風邪もたぶんその頃のものでしょう。
たぶんブリーダーに育てられ、捨てた飼い主さんも最初はかわいがったと思いますが、突然放り出されて、野良猫にされて、どんなにつらい思いをしたのか。。。とても淋しく過酷な1年半だったことでしょう。

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ごはんはよく食べてくれましたが、1ヶ月位は、おもちゃを買ってあげても遊ぶこともできませんでした。
体力がなくなってしまっていたのでしょう。

名前は「ブルー」にしようと思っていましたが、女の子だし、元気になるようあったかい名前にしようと思い、「ピンク」と呼ぶことにしました。

ピンクは、猫というよりも、犬みたいでした。
デビルフェイスもほとんどしないし、すぐお腹を出してなででもらいたがり、ストーカーのようにあとをついて廻ります。

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猫ってかまってると、わりとすぐに気が変わり、シャーとか言われてしまいますが、ピンクはいつまでなでていても平気でした。
常に飼い主にまとわりついて、かまってもらいたがる甘えん坊でした。

妹と「なんかこの子、犬みたいじゃない?」

とよく話していました。
今まで、猫は2匹、犬3は匹飼ったことがありますが、どうみても性格が犬なのです。
ネットで調べると、「ロシアンブルーは猫の中で最も犬に近い性格」ということがわかり、納得しました。

実は、わたしは犬の方が好き。。犬が大好きで、猫にしつこく(そうでもないけど)してシャーといわれる度、とても傷心して

「あぁ、犬が飼いたいな。。。(T_T)」

と、思っていたので、ピンクの性格にはすごく感激しました。
まるで、散歩やシャンプーのいらない犬を飼っているという感覚でした。

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甘えてわたしの顔に頭をゴッツンと付けてきて、グリグリと顔を押し付けてくる仕草がたまらなくうれしくて、ものすごく癒やしてくれました。
愛情を伝える仕草がとても愛らしい子で、ピンクから沢山の愛をもらったと思います。
こんなに可愛い子、1年半も誰も飼わなかったなんて、なんてもったいない!

「ピンク、どんなに幸せにしてくれたかわかってる?」
「どんなに愛しているかわかってる?」

抱きしめては、何度もそう話しかけました。


ピンクは順調に元気になって、体重も増えていきました。
血液検査では、かなり覚悟していましたが、幸い、深刻な病気もなく、ホっと胸を撫で下ろしました。
けれど口内炎は、抗生物質を2種類試し、半年程ごはんに混ぜて食べさせましたが、なかなか良くなりませんでした。


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治らない口内炎 全抜歯 〜 FIP(猫伝染性腹膜炎)克服まで

体重も3キロ以上に増え、健康になってきたピンクは、活発なロシアンブルーの女の子らしくなって来ました。
それはもう、おてんばを通り越して、ワンパク!って位に(^o^;)

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好奇心旺盛なクセに、神経質なビビリ屋さんで、ボイスレスキャットと言われるロシアンブルーらしく、「かまってよ♪」という時は、そばに来て顔を見ながら口を開けます。
(たぶん本人(猫)は「にゃぁ」と言ってるつもり。。^m^)

「だから、声出てないってば」

と、よく言っています(笑)

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暖蘭物語でお茶を飲む時、一緒に隣にいてくれたり、
いつまでなでていても、シャーッと言わないし、
常に寄り添って側に居てくれて。。。
ピンクはわたしにとって、夢のような猫でした。


鼻水と右目は、今でも本調子とは言えないけれど、深刻だったのは口内炎でした。
半年薬を飲んでも、あまり改善されず、先生が、奥歯のあたりを触ると痛がるのも気にしていました。

結局、口内炎を改善するには、もう全抜歯しかないだろうということで、昨年の春5月に、とうとう全抜歯の手術を受けました。
(まだ4歳ぐらいなのに。。(;_;)

全抜歯と言っても、犬歯はしっかりついていたので、犬歯だけは残しました。
奥歯の根っこが腐っていたそうで、歯茎が腫れて豆腐状態だったと言われました。

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抜歯した手術後は、小さな顔がパンパンに腫れて、2、3日の間少し可哀想でしたが、その後、かなり改善され、抗生物質の薬も必要なくなるまでになりました。
猫は、飲み込んで食べる動物なので、歯がなくても、食事には影響はないそうです。


夏の換毛期が終わると、バサバサで毛艶がなかったグレイの毛並みが、ツヤツヤのシルバーに生まれ変わりました。

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こんな風に陽に焼けて茶色かった背中の毛も、すっかりなくなりました。


「こんなに綺麗な猫だったのね〜♪」

と、撫で回しては褒めてあげました。

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引き取って1年後の10月21日(誕生日にしました)には、すっかり健康できれいなロシアンブルーになっていました。

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「ピンク、この1年幸せだった?」

「ずっと続くよ」

そう言っていました。


ところが、12月に入って、急激に痩せ始め、血液検査の結果「FIPの可能性」を告げられ、みるみる食欲が無くなってしまいました。
進行が早く、有効な薬もなく99.9%が死に至るという、猫にとって恐ろしい病気です。
一時は、せっかく綺麗な姿を見せてくれたのに、どうして今になって。。。と、悲嘆に暮れた日もありました。

現在、何度かインターフェロンの治療をしてきて、

「もう命の心配はない」

と言われるまでに回復しました。
(※詳しくはカテゴリ「FIP(猫伝染性腹膜炎)」をご覧下さい。)
そろそろ、次のインターフェロンの予定ですが、すっかり体重も戻って元気です。

「寛解・完治」のお墨付きも、もう夢ではありません。
ピンクは案外、強運の持ち主なのかも知れません。

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最近は、拗ねたり、怒ったり、わざと悪いことをしたりと、たまにかわいいだけでは済まないことも、やらかしてくれますが、それだけ甘えられて、普通の幸せな猫になったという証拠なのでしょう。

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これからも元気で、なるべく長くそばにいて欲しいと願っています。

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この穏やかで、幸せな日々が、ずっと続きますように。


ピンクとの出会いの物語を、最後まで読んで下さりありがとうございました。


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